(公開日:2017/12/5 更新日:2018/3/17)
どもー、Dです。
異端なるセイレムをクリアしました!
ということで、前回の記事で推理した内容の答え合わせと、ストーリーで気になった部分など触れていきますね。
[alert title=”注意”]「異端なるセイレム」をまだクリアしていない人は、登場サーヴァントの真名や、ストーリーについてネタバレがありますので注意してください。[/alert]
目次
正直な感想は「クトゥルフ全開でびっくりした」
▼前回の記事はこちら!
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推理の時に少し触れていたものの、「まさか、Fateでクトゥルフってことはないよねー」と思っていた自分の太ももあたりにひざを食らわせて少し痺れさせたりしたい。そんな気持ちになりました。
ニコニコ動画でやっていた生放送でも「狂気」というキーワードは出ていたので、見破るタネはあったんですよね。残念。まだまだ修行が足りないようです。
では、推理したサーヴァントの話から答え合わせ!
推理したサーヴァントの答え合わせ
サーヴァント名 | 推理結果 |
フランシス・ドレイク | × |
ジル・ド・レェ | × |
ジャンヌ・ダルク | × |
シャルル=アンリ・サンソン | ○ |
マリー・アントワネット | × |
アン・ボニー&メアリー・リード | × |
アビゲイル・ウィリアムス | ○ |
ミシェル・セルヴェ | × |
はい、ということで見事に爆死しました(’ー’)
実際に登場したサーヴァントはこちらです。
クラス名 | 真名 |
フォーリナー | アビゲイル・ウィリアムズ |
キャスター | キルケー |
キャスター | シバの女王 |
ランサー | 哪吒 |
アサシン | マタ・ハリ |
アサシン | シャルル=アンリ・サンソン |
アーチャー | ロビン・フッド |
異端なるセイレムは、サーヴァント以外の登場人物が際立っていた印象ですね。まさしくクトゥルフ祭りでした。
しかし、アメリカでの出来事ということで、話には直接関わってきませんが、ジェロニモや、エジソンは出てきたり、キルケーつながりでメディアが登場したりしました。
あらためて、気になった登場人物について振り返ってみましょう。
アビゲイル・ウィリアムズ
今作のキーサーヴァント。魔神柱ラウムは彼女に外なる神を降ろすことで、世界を終わらせようと画策しました。全てが終わった後、アビーは別の世界へ旅立つ。
元々、銀の鍵の力を持っていたから、ラウムは彼女を選んだんですかね。エピローグで銀の鍵の力について、魔神柱のはなむけと表現しているところもあったので、サーヴァント化したことによって、得た力とも解釈できます。
アビーは推理どおり、実際に起きたセイラム村の魔女裁判の重要人物として登場。ラウムのセイレム村を触媒とした儀式によって、擬似サーヴァント化してしまうという流れ。
しかし、元ネタの魔女裁判とアビーはあんまり関わっていなかったですね。ストーリー自体は魔女裁判をベースに進んではいるものの、アビーが誰かを告発するということはなく、セイラム村の魔女裁判をベースにクトゥルフ祭が開催された感じ。
そして、まさかの新クラス「フォーリナー」。最初はクラスが伏せられていたので、バーサーカーで挑んでひどい目にあった人も多かった模様。バーサーカー特攻鯖とか何それ怖い(’ー’)
ランドルフ・カーター
カーターは実在の人物ではなく、ラヴクラフトのクトゥルフ神話に登場する学者。今回はラウムに体を奪われていたという設定でしたね。
エピローグに登場する、時空を旅する紳士は「チャンドラプトラ」。ラヴクラフト著「銀の鍵の門を越えて」に登場する人物でざっくり言うと、別の世界から戻ってきたカーターが変装した姿。
ちなみに、農民として登場したピックマンはカーターの友人。ピックマンはラヴクラフトの作中でゾンビとして登場します。村人が夜にゾンビになるというアイデアはここから持ってきたのかも。
ラヴィニア・ウェイトリー
アビーの友達、ラウムの計画の重要な要素と、異端なるセイレムではキーパーソン。
ラヴィニアもクトゥルフ神話からの登場で、「ダンウィッチの怪」に出てきます。祖父のアブサラム・ウェイトリーは作中における老ウェイトリーのことかと思われます。
ストーリーの中でラヴィニアがホプキンスに渡した象牙の書は、別名「エイボンの書」と呼ばれ、クトゥルフ神話の魔道書の1つ。
最後の法廷でラウムにかけたイブン・グハジの粉末も「ダンウィッチの怪」で使われる道具ですね。
マシュー・ホプキンス
ホプキンスは実在の人物。ただ、セイラム村の魔女裁判とは少し年代が違いますが、「魔女狩り将軍」など実際に呼ばれていた呼称(自称のようですが)です。ラウムが行った儀式で呼び寄せたセイレムの住人はラウムの予想を超え、手がつけられない状態になっていったことから、呼び寄せた模様。
ストーリーの中でもホプキンス自身が言っているように、セイレムの状態が異常なものであることは認識していたものの、自分ではその流れを変えれないと悟り、自分が今できる贖罪をしていたという感じでしょうか。
異端なるセイレムで気になった要素まとめ
人物以外の部分で、気になったことをまとめました。
アビーに降ろされた外なる神
降ろされた外なる神は「ヨグ・ソトース」、アビーがつぶやいていた「スト・テュホン」はヨグ・ソトースと同一視される存在のこと。
イグナ・イグナ・トゥプルトゥクンガって?
宝具「光殻湛えし虚樹(クリフォー・ライゾォム)」に出てくる「イグナ・イグナ・トゥプルトゥクンガ」は、ラヴクラフト著「ダンウィッチの怪」に出てくるセリフ。
窮極の門とかバラの香りって何?
ストーリーで何度か「窮極の門」という言葉が出てきます。これはヨグ・ソトースへ至る手順に出てくる言葉。ヨグ・ソトースへ至るためには、最後に「窮極の門」を抜けなくてはならないとされていることからも、外なる神=ヨグ・ソトースであることがわかります。
ストーリー中のセリフや、アビーの宝具発動時のセリフに「バラの香り」と言った言葉が出てきますが、これもヨグ・ソトースに至る手順に含まれます。六角形の台座もそうですね。
2部への伏線と思われるもの
・12月から着任する新所長
あと、ストーリー終盤でダ・ヴィンチの独断で実施したセイラムを結界で覆うなど、今後のカルデアに大きく関連してきそうな感じですね。
・「砂漠の向こうにもオアシスはありますよ」
エピローグでシバの女王がマスターに伝えた言葉。恐らく未来を視たのではないかと思われることから、カルデアが厳しい状況にさらされることが予想されます。まぁ、厳しい状況じゃない時がないけど(’ー’)
魔術協会とか、カルデア以外の勢力からの妨害とかがあるのかな。
・アビーのペンダント
アビーの父親のペンダント。エピローグにペンダントを返し忘れたという描写があることから、「アビーとの縁が繋がり、英霊召喚できるようになる」、もしくは「2章、もしくは異端なるセイレムの追加シナリオとかで再登場のフラグ」のどちらかかな?と思ってます。
ペンダントが出てきたときにさりげなく、個別のグラフィックが出たのでちょっと気になるんですよね。単純に縁を繋げる以外の意味があるんじゃないかって。
追記:ピックアップについて
アビーのピックアップきましたね。スキルはこんな感じでした。
敵へのデバフと、味方の毎ターンNP付与(3ターン)と、宝具威力UPが主な効果。運用方法はサポートよりのアタッカーって感じですかね。ただ、サーヴァントになったアビーは改心したのかと思っていましたが、普通にボスの時と同じ姿で出てきました(’ー’;)
結局、ペンダントはアビーとカルデアをつなぐ縁の役割ってことなんでしょうか。
(2018/1/2 追記)
カルデアへの縁って意味合いが今のところ強そうですね。葛飾北斎のクエストなど、クトゥルフ系のお話がまだ出てきそうなので、まだまだ目が離せませんね。
まとめ
クトゥルフ神話をモチーフとしたストーリーをFateで見るのはユニークでした。しかし、終盤の展開が急すぎたかな?という印象。異端なるセイレムのコンセプトである、徐々にストーリー解放していく楽しみが生かしきれなかったように感じました。
ラストが綺麗にまとまって終わったのは個人的に嬉しかった。アビーがカルデアで色々はっちゃけるイベントとかも見たいですね。
ではー。
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